インフラ運用保守をアウトソースして
コア業務のシステム開発に注力

AWS上で稼働する「美容サロン向けITソリューション」のインフラ運用をアウトソースした経緯と、パートナー選定理由について、
SCAT株式会社のシステム開発担当者様と社内情報システムの担当者様にお話しを伺いました。

SCAT株式会社様

『お客様第一』をモットーに、『Plus1』の付加価値を提供する。
多様化する顧客のニーズに応えるために、「美容サロン向けITソリューション」「中小事業社向けビジネスサービス」「介護付有料老人ホームの企画・運営」を核に、さまざまなソリューションを提供。

『お客様第一』をモットーに、美容サロンを支えるシステムを開発


今回、AWSの運用代行サービスを導入した貴社の事業について教えてください。

私たちSCAT株式会社(以下SCAT)では、「美容サロン向けITソリューション」を展開しています。「美容サロン向けITソリューション」はPOSレジシステムを中心に、予約や顧客カルテの管理から、POSレジと連動したサロン利用者向けのアプリまで、美容サロン業務に関わるソリューションを幅広く網羅できるサービスを提供しています。
ご利用いただくサロンの希望に合わせて、オンプレミスやクラウドなど様々な環境へ提供が可能です。
今回ディーネットに任せているのはAWS上で稼働しているシステムのインフラ部分の運用保守になります。

突発的で緊急度の高いタスクが課題に


以前は自社で運用されていたとのことですが、運用代行サービスを利用されることになったきっかけをお聞かせください

もともとは、システム開発チームの中で、AWSに詳しい一部の開発メンバーがAWSインフラの運用・保守を兼任していました。そのため、AWSを活用したサービスが増えるごとに、インフラ関連業務にとられる時間も増えていきました。

インフラ関連業務が増えることで、課題に感じたことはありますか?

課題になったのは、突発的に緊急度の高いタスクが発生することですね。弊社では、問題が発生すると、まずサポートセンターへ問い合わせが入ります。そこからインフラ側の問題の場合は、インフラ担当者にエスカレーションされる仕組みになっています。
エスカレーションを受け、状況を確認し、問題を特定できたら、復旧に向けた対応を行います。インフラで発生した問題は、影響範囲が広範囲におよぶことが多いため、最優先で対応することになります。

障害対応となると、復旧だけでなく、原因究明などの事後処理にも時間がかかりますし、障害発生のプレッシャーもありそうですね

そうですね。なので、たとえ障害発生のエスカレーションがなかったとしても、プレッシャーは感じていました。このようなことから、本来主業務であるシステム開発に集中するためにも、AWSインフラの運用をアウトソースして、重要度の高い仕事にフォーカスしたいと考えるようになりました。

導入前に、課題解決のイメージがついたことが決め手に


運用代行サービスの導入にあたり、ご不安に感じた点はありましたか?

運用保守をアウトソースすることの目的は、システム開発とインフラ運用の兼任担当者への負担を減らし、システム開発のリソースを確保することです。そのためには、トラブル発生時の迅速な対応と、SCATの希望する技術的な対応範囲をカバーできることの両方を叶えられるかが気がかりでした。
これを実現するためには、技術的に誰にでもできるということでもないので、運用代行サービスを提供する中でも、特にAWSに詳しい専門業者に頼みたいと考えていました。

業者を選定する際に重視されたことはありますか?

ベンダーを選定する際には、費用面と対応力、技術力の3点を見ていました。
お客様は休日・夜間問わず弊社サービスを利用していただいております。
弊社社員でも対応はしておりますが、より安定したサービスを提供するためには、夜間・休日におけるサポート体制を強化することが必要であり、技術面はもちろん、運用面においても支援頂けるベンダーであるかを重要視しました。
また、実際導入した後にどういう問題が解決され、どう変わるのかがイメージできるか、本当にこちらの要望が叶えられるのかというのも大きなポイントでした。

ディーネットにお任せいただいた理由をお聞かせいただけますか?

打ち合わせの段階で、求めている対応力と技術力を感じることができ、ディーネットに依頼した場合の具体的なイメージがついたことが決め手となりました。
ディーネットの打合せでは、まずこちらの要望を丁寧に聞いていただけました。また、初回からエンジニアの方も同席されていたので、今課題に感じていることや、障害発生時の実際の対応について等、技術者目線でのお話しもできました。そうしたコミュニケーションを経て、SCATに合わせた提案をいただけたので、サービスを導入した後のことを具体的にイメージすることができたんです。
また、導入後も、そのイメージ通りというよりもイメージ以上の対応をしてもらえてとても助かっています。
たとえば、手順書通りの緊急対応だけでなく、困りごとの相談相手にもなってもらえています。困りごとを軽く相談すると、解決のために具体的な提案をしてもらえるのが驚きでした。
AWSに詳しいパートナーが、日々運用をしてくれているからこその視点で、いつでも相談に乗ってくれるというのは非常に心強いです。

これからも、専門知識を持つ、良き相談相手として


ディーネットのサービスご提供について、ご感想をお聞かせください。

ディーネットに運用を任せるようになったことで、24時間365日での対応が可能になり、より安定したサービスをお客様に提供することができ、大変満足しております。
障害対応の負担が減り、特に非営業日の急な対応が減ったのも嬉しいところです。連絡が来ることも稀にありますが、システム開発チームで手を動かす必要性がほとんどなくなったので、精神的に楽になりました。
また、本業である商品開発に、より多くの時間を割けるようになったので、障害発生のリスクを減らす重要なタスクに時間を割くことができるようになりました。対応範囲を切り離すことで、それぞれの課題も見つけやすくなったと感じています。

主業務であるシステム開発業務に専念していただけるようになった、ということですね!

そうですね。運用をアウトソースすることの目的を達成できましたし、日々の対応にもとても満足しています。
今後ディーネットに期待することとしては、費用面や現環境の全体的な構成などの最適化などについて、AWSの専門家の視点からアドバイスをいただけると嬉しいです。
今後も開発を続けていく中で、AWSの活用も継続していくことになりますので、これからもディーネットに引き続きご助力をいただければと思っております。

※取材日 2023.11.29

👉ご利用サービス: AWS運用代行サービス

担当エンジニアから

お客様にて構築されたAWS環境、サーバー群(LinuxやWindowsが混在する)において、 主に24時間365日の障害対応と、AWS/インフラレイヤーの技術的なご支援というご相談をいただき、お手伝いさせていただいております。

導入時には、お客様より情報連携など積極的に関与いただき、大変感謝しております。
運用のアウトソースに挑むお客様の情熱に触れ、当社も全力でサポートさせていただきました。
既に稼働中の環境ということで、これまでお客様にて対応されてきた障害対応ノウハウなどを共有いただくことができ、 そのご協力があって、アプリケーションに適した運用フローのご提案が可能になったと考えております。

当社は、導入時だけでなく運用中も、お客様との連携を深め、ともに運用体制を築いていくことを目指しております。 今後もお困りごとなどお気軽にご相談いただき、お客様のビジネスの成功をサポートさせていただけますと光栄です。

担当エンジニア:森屋
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