担当者退職による課題を解決
日常的に相談ができるパートナーを選定

アマゾン ウェブ サービス(AWS)に精通した運用担当者が退職したことで、AWSに関する知識の継承と運用負荷の増大という課題が発生した株式会社AIRI様。

この課題を解決するために、エンジニアの採用ではなくAWS保守運用サービスの利用を決断します。

その判断に至った経緯や、実際にAWS保守運用サービスを利用してみての感想を、DX推進室の室長補佐を務める重永様にお伺いしました。

  • ・AWSに精通した担当者が退職した
  • ・エンジニア採用が難しい
  • ・採用しても定着するか不安
  • ・問題が発生しても安心して対応できている
  • ・依頼範囲外の部分も気軽に相談できるパートナーを獲得
  • ・新規エンジニア採用の代替えとして活用

株式会社AIRI様は、長年業務システムをAWS環境で運用されていました。利用期間が長いからこそ発生した課題とは?

御社のビジネスと抱えていた課題をお教えください

株式会社AIRIは、特許庁の登録機関として特許出願の先行技術文献調査やコンサルティングなどを通じて、知的財産ビジネスで世界をリードしています。わたしが所属するDX推進室では、少数精鋭のチームで社内の業務システム全般を担当しています。

しかし、長年AWS環境の運用をしていた担当者が退職することになりました。この担当者はAWSに精通しており、彼の退職により問題発生時の対応に不安が残る状況に陥ります。他のメンバーにAWS環境の運用業務の負荷が倍増することも懸念されました。

特にAWSは更新も早いサービスなので、本業と掛け持ちすることへの不安もあり、思い切って、パートナーを探すことにしました。

新たにエンジニア採用することは検討しなかったのでしょうか?

もちろん検討しました。しかし、2つの理由から採用は見送ることになりました。一つは、エンジニアの市場価値が上昇していること。もう一つは、採用が成功した場合の定着率への不安です。優秀なエンジニアはSIerなどのIT企業に行く傾向が強く、採用活動は一筋縄ではいかない可能性が高いと想像できました。

AWSエンジニアの採用から、専門知識の補充と運用の効率化を目的としてアウトソースに舵を切った重永様。委託先の選定基準とは?

アウトソース先の選定で重視していたことはありますか?

日常的に相談ができるかどうか?というところを重視していました。WEBページに記載されているサービス内容からは、各社サービスの大きな差はわかりません。そのため、実際に打ち合わせをしてみて、期待するレベルの回答をもらえるか?ということを重視して探しました。

ディーネットとの打ち合わせでは、どのような印象を持ちましたか?

営業さんに加えて、エンジニアの方も同席してくれていました。AWSに関する一般的な技術質問をしたところ、私が納得できる回答をもらえたので、任せることができるのでは、という感覚が持てました。ベストプラクティスの話をしてくれるケースは多いのですが、その先の、自社の環境へ適用する場合に何が最適か?という部分まで踏み込んでくれるのは稀だと思います。また、コスト感も非常にマッチしていたのも決め手となりました。

運用を外部に委託するのは初めてだったかと思いますが、不安はありませんでしたか?

はい、不安はありました。いままで自社完結で対応していた部分を外部に委託することになります。大事な情報を預けるということは不安につながります。ただ、やり取りをする中で徐々に不安はなくなっていきました。

AWS保守運用サービスは、実際に利用してみてはじめてわかることも多くあります。重永様が導入前後で感じたサービスの印象とは?

実際に導入してみてどうでしたか?

導入後に2件ほど大きな問題が発生しました。特に1件目の問題はインパクトが大きく、Amazon GuardDutyからのアラート検知に対処する必要がありました。この問題は契約対象外のサーバーに関連しており、具体的な対処方法に困っていました。しかし、思い切ってディーネットさんに相談したところ、契約前にもかかわらず迅速に対応してもらえました。結果として、問題を無事に解決することができ、非常に安心しました。

何事もなく解決できて良かったです。他にも対応範囲に不安があったと伺いました。

そうですね。プランの内容が明確になっていたため、対応範囲外のことは相談できないと思っていました。例えば、EC2インスタンス内のApache設定に関する相談は可能でも、一般的なApacheに関する相談はできないものと思っていました。しかし、実際にはそのような制約はなく、普通に相談に乗ってくれるので非常に助かっています。ディーネットさんの柔軟な対応により、幅広い問題に対処できることが分かりました。

サービスご利用の満足度をお教えください

担当者の退職によって不足していた部分をディーネットさんが補ってくれたおかげで、非常に満足しています。ディーネットさんの迅速かつ柔軟なサポートにより、安心して業務を続けることができています。

今後のAWS活用に関する展望や、ディーネットに期待することをお聞かせください。

当初抱えていた課題は解消されつつあり、ディーネットさんのサポートには非常に感謝しています。今後も引き続きAWSの新しい機能やサービスを活用して、さらなる業務効率化を図りたいと考えています。ただし、依頼したいと思っていることがいくつかあり、それを相談するための時間を確保する必要があります。今後も引き続き、ディーネットさんの専門的なサポートを期待しています。どうぞよろしくお願いします。

※取材日 2024.7.10

知的財産ビジネスで世界をリードするAIRIは特許庁登録調査機関として正式に認定された企業です。先行技術文献調査(特許庁向け)AIRIコンサルティング(民間企業向け)創りあげた技術を経営資源に!あなたの知財戦略を支えるビジネスパートナーです。

コーポレートサイトhttps://www.airi-ip.com/

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