Dify導入支援
自社活用の知見を共有
ディーネットでは、ChatGPT teamを1年間ほど利用した後、Difyへ完全移行。70%のコスト削減と、業務への活用に成功した知見を共有します。自社活用事例を見る。
セキュアな生成AI環境
AWSアドバンストティアサービスパートナーのディーネットが、セキュアなAWS上に、学習されないユーザー認証付きのDify(専用AIアプリ)環境を構築します。
ノーコードでAIアプリ開発
汎用的なAIチャットはもちろん、特定業務に特化したAIアプリやエージェント、RAGもノーコードで作成することが可能です。
Difyの活用事例
実際にDifyを使ってどのようなことができるのかをご紹介していきます。
FAQを組み込んだチャットボットの提供
Difyが持つRAGの機能と、柔軟にカスタマイズ可能なチャットボット機能を活用することで、次のような事例が実現できます。
【 社内向け活用事例】汎用的な生成AIチャットと就業規則などの定型的なFAQを同一のチャットで提供。社内文書の検索や質問対応を効率化します。
【 社外向け活用事例】よくある質問に自動回答できるカスタマーサポートチャットを提供。24時間対応で顧客満足度向上に貢献します。
参考リンク:全社AIチャット導入事例 / 就業規則RAGシステムの構築事例


定型業務のワークフロー化でビジネスを加速
Difyのワークフロー機能を活用することで、日常的に発生する定型業務を自動化することができ、品質向上に役立てることができます。
【営業活動前の企業情報収集】取引先の基本情報収集→業界動向分析→営業戦略提案を自動生成することで、営業準備時間の大幅な短縮を実現。
【定期的な情報収集】特定業界向けのプレスリリース収集→過去1日にリリースされたものをSlackで通知することで、情報収集の労力を最小化を実現。
迅速なPoC実現で開発リスクを削減
Difyのノーコード開発環境を活用することで、従来なら数週間かかっていた生成AIアプリケーションのPoC(技術概念検証)を数日~数時間で実現できます。

サービス内容
DifyはオープンソースのLLMアプリ開発プラットフォームです。RAGエンジンを使用して、エージェントから複雑なAIワークフローまでLLMアプリを編成します。このDifyのオンプレ版をAWS環境で動作させることで、企業利用が可能なセキュアな専用AIアプリ環境をご提供いたします。
すぐに使えるAIアプリテンプレート
Dify上で構築されたAIチャットアプリをご提供します。ディーネットにて全社利用している仕様で、導入後すぐに業務効率化が可能です。
Dify環境セットアップ
新規アカウント発行したAWS上に、専用のDify構築を行います。ご要望に応じてユーザー認証機能の追加も可能です。標準でClaudeの利用ができます。
AWS環境の保守運用
Difyの監視および障害発生時の再起動を実施します。
AWS請求代行
Dify環境として利用しているAWS環境の請求代行を実施します。Anthropic社のClaudeの利用料金も併せて請求いたします。
Difyスターターパック
Difyの初期設定サポートや基本操作を学ぶハンズオンセッション、30日間のQ&Aサポートをご提供します。
Difyアドバンスパック
Difyによるアプリケーション作成のポイントやQ&A対応について継続的にご支援いたします。
Difyの主な機能
Difyのノーコード開発環境を活用すると、直感的なドラッグ&ドロップの簡単操作のみでアイデアを素早く形にすることが可能です。
チャットボット機能
プログラミング知識不要で高度なAI対話システムを構築できるツールです。直感的なインターフェースでドラッグ&ドロップによる対話フロー設計や、ナレッジベースの簡単な統合が可能です
エージェント
AIを活用して特定のタスクを自動化する機能です。データ収集やレポート作成などの複雑な作業を自動で行い、外部ツールとの連携を通じて業務効率化を実現します
ワークフロー
複数の処理を連携させて一連の業務プロセスを自動化する機能です。ノード、条件分岐、ループ処理などを組み合わせて、複雑なタスクの自動化が可能です
RAG(ナレッジベース)
ローカルファイルやオンラインデータを統合し、RAG機能を活用して独自データをAIアプリに組み込むことができます。外部ナレッジベースとの連携も可能で、柔軟な検索と活用が特徴です。
ツール連携
多様な外部ツールやAPIとの連携が可能で、Google検索、Slack、DALL-E、Stable Diffusionなどの一般的サービスから最先端の画像生成AIまで幅広く統合できます。
多様なLLMが利用可能
ChatGPT、Claude など多様なLLMプロバイダーのモデルをサポートしており、ユーザーはニーズに応じて最適なモデルを選択できます。
よくあるご質問

入力したデータを学習される恐れはありませんか?
各LLMプロバイダーとはAPIを通じてやり取りを行います。学習有無はプロバイダーポリシーに依存しますが、ChatGPTやClaudeを利用の場合は、学習データとして利用されることはありません。

Difyへの認証はどのように行われますか?
アプリケーション作成者の機能はIDとパスワード認証となっております。アプリケーション利用者向けには、ランダムなURL作成が標準提供されています。ご不安な場合は、ディーネットにてベーシック認証やCognitoによるユーザー認証を実装いたします。また、事務所からのVPN経由のみで利用できるようにすること可能です。

LLMの利用状況はどうなっていますか?
標準でAmazon Bedrock経由でClaude系のLLMを利用することが可能です。ChatGPTを利用したい場合は、別途OpenAI社のAPIの利用契約とDifyへの設定が必要です。

AWSの利用料はどのくらいになりますか?
ディーネット実績では、利用対象者約60名で、月5.5万円程度となっています。そのうち1.5万円がAWS利用料、4万円がLLMの利用料です。